理事長あいさつ
日本は現在、人口減少や高齢化、労働人口の急激な減少という課題に直面しています。2040年には65歳以上が全人口の35%に達し、労働人口は2020年から2040年の20年間で約1,300万人減少すると予測されています.これからは高齢者も元気に働ける社会が必要と考えられます。
あらゆる年齢の方が元気に活躍できる社会を作るためには、健康寿命を延ばすことが最も重要であり、健康の維持には「セルフメディケーション」の考え方が不可欠です。国民一人一人が自分の健康を守る意識を持ち、日本の誇る社会基盤を支え続けることが必要です。
豊島健康診査センターは、各種健康診断やがん検診、事業所、学校検診などの他、MRI、CT、超音波検査、内視鏡検査、マンモグラフィーなど最先端の画像診断を駆使し、皆さまのセルフメディケーションの一端を担う活動をしております。今後も地域医療の発展と維持のため、その精度管理の向上と安全な検査業務に努めていく所存であります。

理事長 平 井 貴 志
所長(管理医師)あいさつ
豊島健康診査センターは1999年に区民の健康を守り、地域医療を支援する精密検査機関として、豊島区と豊島区医師会の出資により設立されました。
設立当初より区民の肺がん検診にCTを、乳がん検診にはマンモグラフィを施行しております。現在肺がん検診ではAIを用いた最新の機器を導入しており通常の約1/10の低線量で撮影時間は約4秒、検査時間は平均3分です。マンモグラフィは検診施設画像認定を取得しています。
放射線被ばくのない検査にはMRI検査や超音波検査(エコー検査)があります。
MRI検査は脳や脊椎、関節、子宮卵巣や前立腺などの骨盤臓器、膵臓などの腹部臓器に、
超音波検査は甲状腺、乳腺、心臓、頸動脈、腹部臓器などに行っております。
画像検査機器は定期的に更新して良好な画像が得られています。
画像診断は経験豊富な医師(専門医ならびに認定医)が行っております。臨床検査は常に精度管理を意識して、
より正確な検査結果を提供できるよう心がけています。保健指導にも力を入れており、生活習慣病の予防に取り組んでいます。各種オプション検査も徐々に増えております。
職員は明るく丁寧な対応を心がけ、検査は安全にできる限り速やかに終了できるよう最善の配慮を心がけております。今後も安心して受診いただける環境を整えてまいりますので、ご利用いただければ幸いです。
豊島健康診査センター所長 石原 聖久
日本医学放射線学会放射線診断専門医
肺がんCT検診認定医
検診マンモグラフィ読影認定医
日本消化器がん検診学会終身認定医
日本医師会認定産業医
人間ドック・予防医療学会認定医
センターの特長
法定健康診断から行政通達による健康診断まで
幅広く様々な健診を受けることができる施設
各種健康診断やMRI・CTなどによるオプション検査にいたるまで、幅広い健診・検査が受けられる施設です。

豊島区が実施するがん検診等の拠点施設
豊島区が実施する特定健診・長寿健診の検体分析などを受託しています。

地域医療を支援する精密検査機関
区民に身近なかかりつけ医の依頼による検査などに基づき高度な精密検査を迅速に行い、精度の高い検査結果を提供し、地域医療の充実、強化に寄与しています。

代表者・管理者等
医療法人代表者:医療法人財団豊島健康診査センター 理事長 平井 貴志
管理者:豊島健康診査センター 所長(管理医師) 石原 聖久
事務局長(常務理事):兒玉 辰哉
開設:1999年8月5日、豊島区と豊島区医師会の出資により設立